米中貿易摩擦の中で起きた悲劇!!タバコ銘柄が大幅安!
株式投資の未来 永続する会社が本当の利益をもたらす [ ジェレミー・J.シーゲル ] 価格:2,376円 |
銭ごんです。
昨日のアメリカ市場は米中貿易摩擦の長期化警戒され反落しました。ダウの終値で25347.77(‐237.92)となり、内容としてはレアアースの対米輸出規制について言及したことが原因とみられています。トランプ大統領は早期決着を予感させる言葉も出ていますが今回の着地点がどうなるのか神経を尖らせながら見ていく必要がありそうです。
さて今回の記事ではこの警戒による反落のなかでさらに下落しているタバコ銘柄についてです!自分のポートフォリオのなかには2銘柄が含まれています(笑)
割合として2/5銘柄なのでなかなか大きな衝撃となりました。自分が保有しているタバコ銘柄はMO(アルトリア・グループ)とBTI(ブリティッシュアメリカンタバコ)になります。
2つの銘柄の中で大きく下落したMOです。
-4.83%の下落です。
BTIも同じように下落しました。今回のタバコ銘柄に起きた反落の要因としては5月18日までの4週間で販売数量が11.2%減少し、アナリストがMO自身の発表した通年4‐5%減よりも悪化することをレポートで指摘されたのが原因でした。
もともとタバコ銘柄は健康被害による訴訟や規制に叩かれつづけています。最近ではアメリカのFDAがメンソールを含むタバコの販売を規制するか検討を始めているなどタバコの未来は明るくはないですね。
しかし米国株に投資されている方の銘柄をみると確実に組み入れられています。なぜか?
配当利回りが高いから!!
ですね。タバコ銘柄の各社を利益の大半を株主に還元していて配当性向が高めですね。
これは大きな設備投資などを必要とせずタバコに関する技術が確立されているため株主に還元しているみたいですね。さらに…
成熟した業界で寡占状態だから!!!!!
タバコは製造方法が確立しているため劇的な技術進歩が出現しません。電子タバコはわかりませんが…さらにタバコに付きまとうリスクがあるため他業種からの参入はほぼありません。寡占状態はいいことです。大きく勝つことはなくても一人負けの状態は心配なさそうですね。
しかし寡占状態の前提として消費者が増えるか維持するかしてくれないと安心できません。
世界の喫煙者数は減少傾向であると報告されています。世界的に健康を意識しているのでしょう。銭ごんもタバコは吸いませんし、しかしタバコを嗜好品として愛用している方々は0にはならないだろうと思いたいです。(笑)
これからの途上国の人口ボーナスで喫煙者数の減少を食い止めてもらいたいものです。MOに関してはアメリカ内で活動する企業ですが…
全体のグラフで確認すると2017年にピークを付けたあとに下がり続けています。逆のことを言えば配当利回りは上がり続けますがどうなんでしょうか?喫煙者の方々、タバコをやめないで!と言って回りたいですね。
ジェレミー・シーゲルが紹介しているタバコ銘柄ではありますが喫煙者数の減少が自分を不安にさせます…今後の決算を注意深く見ていきたいです。
ではでは。
5銘柄中の2銘柄…耐えてみせます。